32週目:コマネチ
お腹の中の小さなルーマニア体操選手はコマネチしているようですよ。10点満点をあげてください。この時期に赤ちゃんの頭は下に移動します(これからも上に下に行ったり来たりするわんぱく小僧もいるようです)。赤ちゃんが動くとスポっと収まったと感じることもあるようです。
今迄お世話になっている羊水は約1.5リットルも子宮の中にあります。 おかげで水の中をプカプカ浮かぶ様に赤ちゃんは姿勢を切り替えることができるのです。 これから、赤ちゃんの大きさに反比例して羊水は減っていきます。
赤ちゃんはほっぺたもふっくら可愛くなってきました。オッパイを吸うための筋肉がついてきているのです。赤ちゃんの大きさは約1.5~2kg、全長45cm程度です。
ママのこと
いたたたた!お腹が張ってくると、 赤ちゃんは肘やつま先、爪楊枝で中からアバラをアスパラと間違えて突いているのかもしれません。 身体を横にするなどして赤ちゃんに動いてもらいましょう。 (うちの嫁さんは寝返りする際に赤ちゃんが逆方向に移動して痛いと言っていました)
つまずいたりしてませんか?赤ちゃんが大きくなると身体の重心の位置がずれて、そのうえ関節が緩んでいるので、 自分の足につまずいたり、テーブルにぶつかったりするのです。安定した低い靴をはいてゆっくり歩くようにしましょう。
産院の見学ツアーがないか聞いてみましょう。(母親教室などで講習に含まれている場合もあります)。分娩室や分娩後の部屋を見学して、 出生届け、入院届けや助成金について教えてくれるでしょう。
2012年現在、助成金の出産育児一時金はなんと42万!健康保険の種類で自治体によっては+-αもあるようですので、 役所や保育センターで確認してみましょう。
陣痛が始まってからはバタバタしますので、分娩室の場所や雰囲気を知ることは安心するのでぜひ調べてみましょう。
(私は両親教室の際に分娩室を見せてもらい、偶然その部屋で分娩となりました。 立ち会った男の私でも安心感があったのは覚えています。)
おまけ
もしパパが車でママを病院まで運転するなら、ルートを確認して実際に走ってみましょう。
時に破水は突然きますので当日に慌てないためにも必要です。できれば何通りかの道も調べておきましょう。 夜間工事で通行止めになっていることもあるからです。 (私は夜間工事に遭遇しました)
両親教室では、陣痛の逃し方、お産の進み方、沐浴の方法などを教えてくれます。沐浴の練習には何とも言いがたい赤ちゃんの人形が出てくるかもしれません。疑問に思うことは質問してママの気持ちを和らげてあげましょう。
私も両親教室に参加したのですが、内容をほとんど覚えていませんでした。。。 「陣痛の極期はこの呼吸法で痛みを和らげて!フフハフフハ」と言われてその時は奮闘しましたが、 知らない単語ばかりですぐ忘れてしまいました。
両親教室は「パパが参加してママの苦労を少しでも知ること」が一番大切なのかなと私は思いました。 嫁さんの安心感はこれを期に強まったと実感しましたので参加はお勧めです。