↑赤ちゃんが出て数分後に胎盤が自然に剥がれて出てきます。

赤ちゃんが生まれてから胎盤とへその緒が出るまでが最終ラウンド後産期です。いきんでいた力を抜いて楽にしましょう。子宮が収縮しますので、胎盤と愛しさと切なさと心強さが子宮壁から自然と剥がれて出てきます。

胎盤が出る時は痛みはあまり感じず、いきまなくても出てくることもあります。指示があったらお腹に少し力をいれていきみましょう。(「剥がれて出てくる胎盤」が胞衣(えな)とも呼ばれることをご存知でしょうか?昔は、胞衣に赤ちゃんの一生に重大な影響を及ぼす力があると信じられて「人に踏まれないように焼いたり、埋めたり」等の儀式的な行為が世界的にあったようです。)

会陰が切れている場合は縫合してお産の終了です。病院によってはお産後一度赤ちゃんに初乳(胎盤が取れてから数日間でるスペシャルな母乳)を与えることもあります、赤ちゃんにとって母乳に慣れる大切な作業と言われています。胎盤が出た後は2時間程度、分娩室で子宮の収縮状態などを確認してから病室に戻ります。

これでお産は終了です。出産は人生の中で最大の命にもかかわる仕事です。妊娠中に体調を整えて分娩を乗り切れるように体力をつけておきましょう。ほとんどの病院では、分娩後は赤ちゃんを預かってもらえますので、ママは目を閉じてゆっくりと休みましょう。本当に本当にお疲れさまでした、これからは赤ちゃんと一緒の時間です。

最後に

この特別号を加えようとおもったキッカケは、嫁さんと両親教室に参加した際に説明された分娩に関してさっぱり知らない上に、また難しいことばが出て来ていましたのでよく分からず、整理することも含めて特別号として追加させていただきました。

「妊娠/出産/育児総合情報サイト」のママベビ様の貴重なサイトと嫁さんがもっていた産婦人科の資料を参考に、アホな文章を加えたりと自分なりに読みやすく編集させていただきました。第一ラウンドの開口期は、ママベビ様のサイトによれば、「準備期、進行期、極期」と細かく分類別けされていましたが、分かりやすくする為にシンプルな三段階で分かれている産婦人科の資料を元に作成しました。

赤ちゃんの顔が「おっさん」だったとお気づきだと思います。この「おっさん」ははじめの一歩の「伊達英二」という凄く強いボクシングのチャンピオンキャラです。赤ちゃんが頭を出した後に片方の肩を出して身体をねじって生まれてくる動作が、僕の中では「伊達英二」の腕をひねってうつパンチ「コークスクリューブロー」に見えて仕方なかった為であり、チャンピオンの響きが、ちゃんピオン、赤ちゃんピオン、と勝手に納得してこの顔にしてしまいました。赤ちゃんなのにおっさんの顔を書いてしまいました。失礼いたしました。

いきみに関してですが、陣痛が始まってから、「いきまない→いきむ→いきまない」、と交じってややこしいですね、、、「いきむ」のはお医者さんがOK出した時だけで他はリラックスと覚えておいたらいいのかなぁと感じました。

パパは妊娠につきあって疲れて寝てしまったりと色んな事が起るようです。パパとして心配なことも多くソワソワしていましたが、この記事を編集しながら冷静に少し分娩を知ることができました。何か共有できたものがありましたら嬉しいです。特別号も読んでいただき誠にありがとうございました!